7月 アンデルセン織
6・7月のお仕事学習は、計量とアンデルセン織りです。計量は、概ね100グラムのチップを計量してパック詰めをします。そして難関はこのアンデルセン織りの作業です。
広告を硬く丸めて、それを縦横に編んでいきます。できるだけ網目を詰めて編んでいくのですが、その作業が難しい。完成品はちょっとしたザルになります。
材料作りから始めて、もう1か月以上になりますが、まだ完成までには至っていません。完成が待ち遠しいですね。家庭で、果物入れなどに使ってもらえれば尚嬉しいです。
7月 七夕祭り
アンデルセン織と並行した季節の行事、七夕祭りです。事前学習から始まり、作業そして事後学習までの取り組みです。七夕様の由来を紙芝居で作ってみたりもしました。その中で、織姫と彦星は愛に満ちた生活に溺れ、働かなくなったことが原因で引き裂かれたことも学習しました。
そのおかげで、みんなよく作業に取り組んでいます。みんなの今年の願いは「ゲームが欲しい」「いっぱいおやつが食べたい」などが多いのですが、ウクライナ情勢を考え?「世界が平和になりますように」またコロナ禍の情勢を反映するかのように?「今年は海にいけますように」など、みんなの成長がうかがえます。
6月 親子遠足・地震避難学習
今年度二度目の親子遠足です。テーマは、明石の魚の棚でのフィールドワーク(市場を知ろう)と明石の寺に残る震災の碑の見学と学習(地震避難学習)、そして親子お楽しみ会の3点です。
お楽しみ会は、手漕ぎボート体験と明石城散策。今はスワンボートがあるのに、なんで手漕ぎボート?という声もありましたが、そこには大きな理由があります。まず手漕ぎボートは、水面が近く水を感じて小舟に乗っているという感覚が大きいこと。また、ボート上は家族のみで、ゆったりと家族に時間が持てること。また手漕ぎボートの揺れは感覚統合に必要な心地よい揺れであることなどからです。
現在、手漕ぎボートを体験できるところは本当に少ないですね。そんな中、明石公園ではまだやっています。フィールドワークは、明石の魚の棚商店街にて、どんな魚がいるのか、どんなお店があるのかなどをメモしながらの取り組みです。また商店街はマンホールの蓋まで楽しいんです。
最後は、江戸時代末期の安政の大地震に関する石碑の見学と学習。この頃は畿内だけでも、安政の南海地震だけでなくマグニチュード8クラスの地震が立て続けに起きています。また地震による火災、そして大津波(瀬戸内でも約5メートル)。 危機管理を家庭でも考えてもらういい体験になりました。
5月 親子遠足・避難学習
今年度最初のの親子遠足です。今回の親子遠足は、いつもの山歩きに加えて水害の怖さを知ってもらおうという目的のもと、仁川地滑り資料館の見学を兼ねてのハイキングです。目指すは甲山山頂(標高309メートルです)の約12キロのコースです。ちなみに山頂は火口なんです。なんと甲山は火山なんです。山頂を目指すまでに、第一の目的地、仁川地滑り資料館を見学し、水害の怖さを学習しました。
結の会もすぐ横は藻川スーパー堤防なので決壊することはないとは思いますが、何事も用心用心。資料館では水害が起きる前兆から、起きた時。またどんな形で土砂崩れが起きるのかなどの学習・見学をして、さあ目指す甲山に。標高は309メートルですが、つづら折りの階段はきつい。初めて参加するチビッ子はヒーヒーいいながらの登頂でした。
3月 ひな祭り
今年のひな祭りは、調理実習。もちろんお雛様つくりなどの作業や事前事後学習もあります。子供たちの楽しみは、調理のちらし寿司作りです。桶の酢飯を切るように混ぜながら具材を入れていきます。田附に錦糸卵に焼アナゴに寿司の素、単純作業でこんなに美味しいものができました。酢飯の苦手な子供もいましたが、みんなでおいしくいただきました。